家計の貯蓄・借金 初の減少
家計のバランスシートが縮んでいる。総務省の全国消費実態調査によると、2009年の1世帯当たりの貯蓄額は1521万円で、04年の前回調査から2.2%減った。負債額も前回を7.0%下回り、いずれも1969年の調査開始から初めて減少に転じた。厳しい雇用・所得環境が続き、若年層を中心に貯蓄の余力がなくなり、住宅などローンを伴う高額消費を控えているためだ。家計のバランスシート縮小が続けば、消費や生産の停滞を招き、経済成長の制約要因になりかねない。
こういう新聞をみると2011年はやはり勝負の年になると思う。
気を抜かないようにひとつひとつを確実に。