2011年3月8日火曜日

前原外相を辞任に追い込んだ20万円の献金

前原外相を辞任に追い込んだ20万円の献金


政治献金スキャンダルに巻き込まれ、前原誠司外相が辞意を表明した。就任からようやく6カ月。外相としての在任期間は歴代最短ということになりそうだ。

AP Photo/Junji Kurokawa
辞任会見で頭を下げる前原外相(6日)
同外相は外国人から約20万円受け取ったとして野党から厳しく糾弾された。日本の法律は、政治家が外国人から献金を受けることを禁じている。政策や選挙に外国人が影響を及ぼすことへの懸念がこうした規制に結びついている。
公明党の高木陽介幹事長代理は5日民放の番組に出演し、外相は外国との交渉の最前線、外国人から献金を受け取ったら辞任するのが当然だ、などとして前原外相を非難した。
では、その日本の政治に影響力を及ぼしかねないとみられた外国人とはいったいどんな人物なのか。共同通信によると、彼女は韓国人で72歳。長く日本に住んでおり、日本語も流ちょう。京都で焼き肉屋を経営しており、前原氏が中学生のとき一家で京都に引っ越してきて以来の知り合いだという。
彼女は共同通信に対し、献金が違法だとは知らなかったと語った。また献金は頼まれて行ったものではなく、何かをしてもらおうと思って行ったものでもないと述べたという。

日本には数十万人の韓国人が住んでいる。その背景には第二次世界大戦があり、流ちょうな日本語を話すが、国籍は韓国のままにしている人が多い。こうした人々は選挙権がなく、「外国人」として扱われている。何十年と日本に住み税金は払っているにもかかわらずだ。
長年日本に住んでいる外国人からこの程度の金額の献金を受け取っただけで外相が辞任せざるを得ないということは、今の日本の政治がどれだけ厄介な状態にあるかを示している。だが、日本では人口減少が重大な問題となっており、もっと外国人を受け入れるべきかどうかが長年の懸案になっている。そうしたときに、政治家が、在日韓国人に外国人」というレッテルを貼っていていいのだろうか。



在日韓国人の方でもほんとにいい方もいらっしゃいます。
今の日本人より”日本人の心”を持ってる人も多いです。
ましてや 小さなころからの家族ぐるみでのお付き合い。
日本名でも献金。前原さんもいろいろ大変だった思います。

ほんとによくしようと思って批判ばかりしないで
日本がよくなるために行動すべきだと思うのですが…