2011年5月11日水曜日

ソフトバンク、2年ぶり首位 10年度の携帯純増数

 ソフトバンク、2年ぶり首位 10年度の携帯純増数

2011/4/8 4:00
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 電気通信事業者協会が7日発表した2010年度の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数でソフトバンクモバイルが2年ぶりの首位だった。09年度は4年ぶりのトップだったNTTドコモは、2位に後退した。
 ソフトバンクの純増数は米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」を中心に契約を急伸し、09年度の約2.8倍の353万2100件に達した。ドコモは30%増の192万7700件、3位のKDDI(au)は9%増の112万6600件だった。4位のイー・モバイルは76万6100件と19%減少した。携帯4社合計の10年度の純増数は735万2500件と09年度に比べ57%増加。スマートフォン効果が広がり、3年ぶりのプラス。

 

 

ソフトバンク孫社長「もうつながらないと言わせない」
電波改善へ2年で1兆円投資

2011/5/9 17:35

 ソフトバンクの孫正義社長は9日の決算説明会で、電波が届きにくいとされる同社の携帯電話事業について「つながらないソフトバンクとはもう言わせない。NTTドコモやKDDI(au)と同等になれるように何としてもやり抜く」と述べ、今後2年間で計1兆円の大型投資を実施して通信設備などを増強する考えを明らかにした。
 孫社長は「東日本大震災で携帯電話がライフラインだと痛感した。(一方で)当社の電波状況が十分でないことに胸が痛かった」と改善に取り組む理由を語った。〔日経QUICKニュース〕