<東日本大震災>大阪市長、退職金の一部を寄付へ
毎日新聞 5月14日(土)2時36分配信
大阪市の平松邦夫市長が、退職金の一部を東日本大震災の被災地に寄付する意向であることが分かった。全国の知事や政令市長で退職金の寄付方針が明らかになるのは初めてとみられる。平松市長は取材に対し、「(現地視察で)東北の惨状を目の当たりにし、何らかのまとまった額を寄付したいとの思いを持った」と話している。
市によると、市長は任期満了の12月まで務めると条例に基づいて4430万4000円の退職金が支給される。政令市長では最高額で、首長政党「大阪維新の会」の市議団が開会中の市議会に削減条例案を出す方針を固めている。
平松市長は取材に対し、6月に初会合がある特別職等報酬審議会の答申内容を踏まえ、自身の受け取る金額は特例条例を設けてさらに削減する方針を明らかにした。【
市によると、市長は任期満了の12月まで務めると条例に基づいて4430万4000円の退職金が支給される。政令市長では最高額で、首長政党「大阪維新の会」の市議団が開会中の市議会に削減条例案を出す方針を固めている。
平松市長は取材に対し、6月に初会合がある特別職等報酬審議会の答申内容を踏まえ、自身の受け取る金額は特例条例を設けてさらに削減する方針を明らかにした。【