排他的水域で中国調査船が航行 尖閣近海、今年初めて
2011/7/31 23:52
- 31日午前7時25分ごろ、日本の排他的経済水域(EEZ)内にあたる尖閣諸島・魚釣島(沖縄県)の北北西約60キロの東シナ海で、中国の海洋調査船「北斗」が船尾からワイヤを引きながら航行しているのを、第11管区海上保安本部(那覇)の航空機が発見した。11管によると、尖閣諸島周辺で中国の調査船が活動しているのを確認したのは今年初。11管の航空機や巡視船が、日本側の同意なく調査活動をしないよう無線で呼び掛けたが、調査船は無視して調査を続行。同日午後4時半ごろ、魚釣島の北西約140キロの海域で日本のEEZ外に出た。〔共同〕