2011年11月1日火曜日

イライラ解消に「がんばれー」 高校生が怒声出力器試作

イライラ解消に、怒声出力器試作

 イライラ解消に「がんばれー」 高校生が怒声出力器試作

大分県日田市田島2丁目の飲食店経営香川良海さん(63)が特許を取ったイライラ解消装置「怒声出力器」の試作品を、県立日田林工高の生徒らが完成させた。
特許は、運転中にストレスを感じたらダッシュボードに置いた小型装置のボタンを押すと「バッキャロ」との音声が車内で聞こえるというもの。2008年2月に出願、昨年7月に登録され、同10月に特許公報された。

香川さんは同12月、日田林工電気科の平井敏之教諭(当時)に試作を相談。同教諭と電気クラブの松田悠汰君(17)、飯田翔太君(17)が放課後の部活動で制作に取り組んだ。今年3月末に家庭用や車のソケットが電源の3品を作った。
香川さんは試作品に「がんばれー」と録音した。「東日本大震災のニュースが流れることが多い。今は『バッキャロ』より『がんばれー』が良いのでは。車だけでなく家の中などでもいろんな使い方が出来ると思う」と話した。近く、自分の車に装着する。
朝日新聞より引用