仕事中にケータイいじり…アリ?
仕事中にデスクでケータイをいじってもいいの?
25~59歳の男女300人を対象にしたアンケート。メディアインタラクティブ調べ
とはいえ、すべての会社が社用のケータイを支給しているわけではないというのが現状。そういった場合、プライベートのケータイを仕事の電話やメールに利用している人もいるのでは? ただ実際にケータイをいじる姿っていうのは、たとえ業務連絡であれ、どうにもサボっている感が漂ってしまうことも確か。そこで世論調査。仕事中に、デスクでプライベートのケータイをいじるのってアリですか?
25~34歳の男性100人に聞いたアンケートによると、「抵抗がない」と答えた人は全体の約46%だった。
およそ半数という結果を見ても、やはり「いい」のか「悪い」のか、厳密に定義するのは難しい様子。ではマナーとしてはどうなんでしょう?
「マナーとしてはいけませんね」
そう答えてくれたのは、ビジネスマナーに関する数々の著作がある古谷治子さん。
仕事に関する連絡でもダメなんですか?
「会社から貸与されているケータイであれば構いませんが、ご自分のケータイの場合はいけません」
つまり「ケータイをいじる」という行為ではなく、ケータイの出自がプライベートであることが問題ってわけね。サボっているという誤解の根源も、私物ってとこにあるのは間違いないし、外から見たら業務連絡だろうがデートの誘いだろうが一緒ですもんね。
「そもそもプライベートのケータイを社用に使うということ自体が、個人情報・秘匿管理という面からもあってはならないことですよ」
言われてみれば確かにその通り。でもこればっかりは自分だけでどうにかできる問題ではないので、「あいつはいつもケータイいじってる」=「サボってる」なんて誤解される前に、一度会社に相談してみよう。ただどうしてもプライベートのケータイを仕事に使う必要があるときは、「お客さまから電話なので失礼します」など、一言まわりに伝えるのがいいとか。親しい人間関係とは限らない職場という空間であるからこそ「誤解される行動は慎む」、それがマナーの心得です。
