自處超然 【自ら処すること超然】
自分自身に関してはいっこう物に囚(とら)われないようにする。
處人藹然(あいぜん)
【人に処すること藹然】
人に接して相手を楽しませ心地良くさせる。
有事斬然(ざんぜん)
【有事には斬然】
事があるときはぐずぐずしないで活発にやる。
無事澄然(ちょうぜん)
【無事には澄然】
事なきときは水のように澄んだ気でおる。
得意澹然(たんぜん)【得意には澹然】
得意なときは淡々とあっさりしておる。
失意泰然(たいぜん)
【失意には泰然】
失意のときは泰然自若としておる。
『安岡正篤一日一言』より(致知出版社刊)