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・普段からカジュアルな服装で働く業界の人ならまだしも、スーツにネクタイを着用している時点でヒゲはナシ。(メーカー営業/29歳)
・自分よりずっと年上の方など、あらゆる世代の誰から見ても「不快じゃない」ことがサラリーマンの鉄則。(事務職/31歳)
非常に力強い口調で答えた人が多かった「避けるべき派」の理由。対して「構わない」派はというと…。
【「構わない」派の理由】
・仕事中であれ、自分を演出するのは自由。(デザイナー/28歳)
・クライアントやお客さんから苦情が来ないのであればアリ。(映像制作/30歳)
全体の意見をまとめると、「社会人として自己責任でやっていることなのでアリ」といった感じ。そしてやはり「避けるべき」派と比べると、比較的自由度の高い業界で働いている人が多かったのも事実。ではビジネスマナーの観点ではいかがでしょうか?
「清潔感があり、業務に支障がなく、周囲と調和がとれている、という条件付きでアリです」
そう答えてくれたのは、ビジネス行動学の講師も務める古谷治子先生。第一印象を良くしたい!っていうオシャレ心だけじゃダメなんですか?
「そもそもオシャレというのは、プライベートな時間に楽しむもの。ビジネスマンにとって最も重要なのは、身だしなみによって安心や信頼を与えることです」
美容師やデザイナーなど、ヒゲを生やした身なりがプラスに評価される職業もあれば、役所の窓口などマイナスの評価を与えかねない職業もありますからね。
「ご自身の仕事にとって、ヒゲを生やすことが正しい身だしなみであれば、それはマナーとしても問題ありませんよ」
つまり、働くサラリーマンにとってヒゲを生やすことはオシャレではなく、あくまで身だしなみ。第一印象は大切だけど、マイナスの印象を与えてしまっては元も子もないですからね。仕事中である以上、自分の職業に合った“身だしなみ”を心得ましょう。