2012年3月23日金曜日

高齢者の「ゲーマー」たち出現、老齢化社会の到来で

高齢者の「ゲーマー」たち出現、老齢化社会の到来で

高齢化社会が急激に進む日本で、若者のたまり場の代名詞だったビデオゲーム店に、高齢者の「ゲーマー」たちが出現し始めた。
横浜のショッピングセンターの一角にある、ゲーム機器などの企業セガが設けたゲーム集合店はその典型だ。アニメキャラクターの声や電子音などが響くゲーム店特有の雰囲気のなかで白髪が目立つ十数人の高齢者たちが代用硬貨をゲーム機に挿入し、楽しんでいる。定年退職した人もいるはずだ。

共に70歳だという「カタオカ」夫妻もいた。2人は、年寄りたちに親切だという店を1日おきに訪れ、夫のテルオ氏はゲームを約6時間楽しむ。「楽しいし、頭の働きが活発になる」とその魅力を語った。

セガの広報担当者も、高齢世代のゲーマーたちが増え始めた傾向に気付いている。その上でこれらの客たち向けの特別サービスも始めた。高齢者たちの「専用デー」を設け、常連の客には紙製の特別カードも作成する。ポイント数の計算は、若者たちが用いる携帯電話を通じてではなく、カードにスタンプを押してもらう仕組みだ。

CNN.CO.JPより引用