2011年1月9日日曜日

十日戎

十日戎

毎年1月10日は十日戎といわれこの日を本戎、
前日9日を宵戎、翌日11日を残り福と称し三日を祭礼の日としています。

戎(恵比寿)」様は、「七福神」の中の一人で、
釣り竿と鯛を両手に持ってほほえんでいる神様です。
遠くの海からやってきて人々をしあわせにする神様だといわれ、
漁業の神、商売繁盛の神、福の神として親しまれています。

この祭礼では、枝先に縁起物を飾った「笹」を売り賑わいます。
その「笹」を売るときのかけ声が、
かの有名な「商売繁盛、笹もってこい」なのです。


戎様自体はは全国的に有名ですが。
十日戎というのは東京の人には馴染みが薄く、西日本の行事のようです。



「♪商売繁盛で笹持って来い!」

「えべっさん」には欠かせないこの馴染み深いフレーズ。
昔は、家から笹を持って行って、吉兆である小判や小槌などを
つけてもらったので『笹持って来い』と言ったらしいです。
では、何故「笹」なのかというと、
昔から笹は神が宿るものとして神聖視されていたからで、
神話の「天の岩屋戸」の話でも笹を持って舞うという記述があります。
常緑でまっすぐに伸び、葉もとがっているのがその理由とされています。(As社長より拝借♪)