2011年3月2日水曜日

京阪電鉄、「くずはモール」増床 210億円を投資

京阪電鉄、「くずはモール」増床 210億円を投資

2011/3/2 0:43

 京阪電気鉄道は1日、樟葉駅近くの大型商業施設「くずはモール」(大阪府枚方市)を増床すると発表した。210億円を投じ、売り場面積を約5万平方メートルから44%増の約7万2000平方メートルに広げる。2012年8月に着工し、13年秋の開業を目指す。
 同時に5月にダイヤ改正することも正式発表した。利用実態に合わせて運転本数を7%減らす一方、大阪と京都の中心地を結ぶ直通特急を増発して利便性を高める。
 増床で「西館」を建て替えるほか、平屋建ての「KIDS館」を多層階にして本館との回遊性を向上させる。「娯楽施設や住居関連の店舗が不足している」(加藤好文取締役)ことから、シネマコンプレックス(複合映画館)を念頭に親子で楽しめる施設の誘致で集客力を高める。改装開業後の売上高を、初年度で10年度見込み比56%増の500億円まで引き上げたい考えだ。
 ダイヤ改正は淀駅(京都市)上り線ホームが高架へ切り替わるのに合わせ、5月28日に実施。淀屋橋―出町柳駅間の「直通特急」を、朝6時~夜10時台の平日と土日祝日に10分間隔で運行する。記者会見した上田成之助社長は、大阪と京都間では「スピードで勝るJRに押されるなどして、(乗客が)減少傾向にある」と指摘。利便性を高め、西日本旅客鉄道(JR西日本)などに対抗する。
 ただ全体では輸送人員が伸び悩んでおり、中之島線を走る「快速急行」「区間急行」などで運転本数を7%前後減らす。



地元のくずはの発展・再建?には喜びがあります。映画館など出来て大きく期待しております。