3月に入ってだんだん暖かくなり
季節を感じれるようになってきた。
やはり日本はよい国ですね。
こういう季節を感じるときには松下幸之助さんの言葉を思いだ
「日本よい国」 松下幸之助
花が散って、若葉が萌えて、目のさめるような緑の山野に、
目のさめるような青空がつづいている。
身軽な装いに、薫風が心地よく吹きぬけ、かわいい子供の喜びの声の彼方に、
鯉のぼりがハタハタと泳いでいる。
五月である。初夏である。
そして、この季節にもまた、日本の自然のよさが生き生きと脈うっている。
春があって夏があって、秋があって冬があって、日本はよい国である。
自然だけではない。風土だけではない。長い歴史に育まれた数多くの精神的遺産がある。
その上に、天与のすぐれた国民的素質。勤勉にして誠実な国民性。
日本はよい国である。こんなよい国は、世界にもあまりない。
だから、この国をさらによくして、みんなが仲よく、身も心もゆたかに暮らしたい。
よいものがあっても、そのよさを知らなければ、それは無きに等しい。
もう一度この国のよさを見直してみたい。
そして、日本人としての誇りを、おたがいに持ち直してみたい。考え直してみたい。